東京都国分寺市の神社

国分寺市の神社めぐり：歴史と自然が息づく癒しの参拝散歩

東京都国分寺市は、古代の武蔵国分寺跡をはじめとする歴史ある街並みと豊かな自然が調和する地域です。そんな国分寺には、地域の人々に長く愛される神社が点在しています。今回は、国分寺市内で訪れやすくご利益豊かな神社を5社ご紹介します。

国分寺駅から徒歩約10分、本多地区の鎮守として知られる神社です。享保年間に新田開発の守護として創建されたと伝わり、誉田別尊（応神天皇）を祀ります。例大祭では山車や神輿が練り歩き、地域の人々で賑わいます。力石や神輿が市の文化財にも指定されています。

西国分寺駅から徒歩10分ほどの高台に鎮座。伊耶那岐大神・伊耶那美大神などを祀り、縁結びや厄除けの神様として親しまれています。例大祭では火渡り神事が行われることもあり、勇壮な雰囲気を味わえます。

恋ヶ窪駅から徒歩約8分、静かな住宅地に佇む内藤神社。享保19年（1734年）、近江日吉山王宮の御分霊を勧請して創建されました。大山咋命を祀り、家内安全や安産、商売繁盛のご利益があります。白い鳥居と清らかな境内が印象的です。

国分寺駅から徒歩約10分。旧称・白山社として知られ、嘉永年間（1848年）に再建された歴史ある神社です。菊理媛命を祀り、縁結びや人間関係円満のご利益があるとされています。春と秋の例大祭では、神輿渡御や獅子舞などが行われます。

国分寺駅北口から徒歩5分という好立地にあり、昭和初期に創建された比較的新しい神社です。応神天皇を祀り、勝負運や子育て守護のご利益があるとされます。境内にはスダジイの大木があり、自然豊かな癒しの空間です。

国分寺市の神社を巡ると、古代から続く歴史と地域に息づく信仰の力を感じられます。春の桜や秋の紅葉を楽しみながらの参拝もおすすめです。御朱印を集める方は、参拝前に授与時間を確認して訪れると安心です。立川・府中方面とあわせて、半日から1日かけての神社散歩を楽しんでみてください。