キャンプでの楽しみの一つ、焚き火をさらに楽しむためのアイテムをご紹介します。
このアイテムは焚き火をしながら同時に料理ができるというものです。
このアイテムは、ある大手ホームセンターが販売している調理器具で、価格は1,097円（税込み）と手頃です。見た目は金属製の筒で、簡単に美味しい料理を作ることができるのが特徴です。
使用方法は簡単です。まずは焚き火を用意し、この筒に食材を入れて焚き火に置くだけ。今回は、筆者が愛用しているコンパクトな焚き火台で調理を試みます。この台はサイズが47×31.5×35.5cmで、焼面は45.5×30cmとなっています。
調理には、筒に食材を入れて炭火や薪火に置き、焦げ付かないように定期的に筒を回転させます。また、焦げ付き防止のためにアルミホイルを巻くことも推奨されていますが、筆者はより楽しむためにそのまま調理に挑戦しました。
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今回の挑戦では、サツマイモを使った焼き芋と、リンゴを使った焼きシナモンリンゴを試してみました。サツマイモは筒に入るサイズにし、洗ってから筒に入れます。ロック部分があるので、それを使って蓋をしっかりと閉めます。
焚き火台に筒を投入した後、5分間放置してから取り出し、少し冷まします。期待していた通りの香りが立ち上りますが、外側が予想以上に焦げていたことが判明しました。実際に割ってみると、外側はホクホクですが、内側はまだ火が通っていませんでした。5分では短かったようです。
再挑戦として、さらに10分間加熱を試みました。筒を焚き火に再び投入し、火の中で10分間追加加熱しました。この間、筒を回転させながら均等に加熱を行います。
取り出した筒からは、外側がかなり焦げているものの、中のサツマイモはほっくりと仕上がり、甘い香りが漂いました。まるで子供の頃に聞いた石焼き芋屋さんの声を思い出すような、あの甘い香りです。
次に、林檎を使って「焼きシナモン林檎」に挑戦しました。林檎を厚めに切り、シナモンパウダーと砂糖（我が家では甜菜糖を使用）を振りかけて、筒に入れます。この際、林檎1個分がちょうど筒に収まりました。筒を焚き火に入れ、8分間加熱しました。
この過程で、日常の忙しさから離れ、焚き火の周りでゆったりと過ごす時間の価値を再認識しました。途中で筒を回転させて、均等に加熱を図ります。
8分経過後、筒を取り出し、香りが漂う中で林檎を冷ましました。開けてみると、林檎の一部が焦げ付いていましたが、内部は無事でした。結果的には、シナモンが林檎にマッチし、美味しいスイーツが完成しました。次回は火力をもう少し弱めにして、もしかすると加熱時間を短くしても良かったかもしれません。
この体験を通じて、火加減の難しさを楽しむことができました。筒を洗う際には注意が必要で、ゴム手袋の使用や縁に気をつけることをお勧めします。
この「投げ込み調理器」は、寒い季節の焚き火に美味しさを加える素晴らしいアイテムです。手軽さが魅力で、様々な食材でアレンジを楽しむことができます。価格も1,000円程度と手頃で、家族や友人と共に楽しむのに適しています。次は焼きおにぎりにも挑戦してみたいと思います。
外見の魅力に惹かれて購入したアウトドア用品について、筆者がその成功体験を紹介します。見た目のかわいさだけで購入したこのアイテムは、ハンドクリームのようなデザインの「アルコールストーブ」でした。友人の勧めもあり、見た目の可愛さに一目惚れして購入したものの、使用してみると実用性にも満足できたため、成功と言えます。
このアイテム、TAKE A HIKEの「トレイル スクリューストーブ」は、従来のアルコールストーブとは違う、目を引くデザインで、筆者のキャンプギアに新たな彩りを加えました。特に、グループキャンプでの会話のきっかけになる点も魅力です。
この「トレイル スクリューストーブ」は、DARUMAデザインのブラックとTAHデザインのオレンジの2種類を購入しましたが、他にもレッドやパープルのバリエーションがあり、全てが魅力的です。
サイズは直径約5.5×高さ2cmと非常にコンパクトで、30mlのアルコール燃料で約10分30秒の燃焼時間を実現しています。400ccの水を6分34秒で沸騰させることができました。また、プレヒート不要で燃料ロスもなく、中綿に染みたアルコールが直接燃焼する構造が特徴です。
一方で、筆者はいくつか気になる点も指摘しています。途中消火ができないことや、シリコンパッキンのフィットの弱さ、アルミ製のため熱による歪みの懸念などが挙げられます。しかし、この商品は初めてのアルコールストーブやギフトとしても最適で、使用のハードルを下げてくれる魅力があります。
